ソリューション力を鍛える7ステップ― 静かに、でも熱をもって、自分に語りかけるように ―

座禅を組む熊

最近、ふとした気づきがあった。
問題が起きたとき、焦って手を動かす前に「まず考える」、それだけで結果が大きく変わるということ。

AIを使う場面でも同じやな、と思う。
ただ質問するんじゃない、問いの立て方ひとつで景色は変わる。
そんなことを感じながら、自分なりのフローを整理してみた。


1️⃣ AIに質問する

まずはAIに投げてみる。質問はできるだけ具体的に。
例えるなら、釣り糸を垂らすときに「どこに魚がいるか」を考えるみたいなもんだ。


2️⃣ 一発解決ならOK。ダメなら次。

パッと答えが返ってきて終わるなら、それでいい。
もし解けなかったら、ここからが本番。


3️⃣ わかるだけ環境を伝える

環境(OS、サーバー、ツール名、エラー内容)、やったこと、試したこと、再現手順。
それをAIに渡すと、急に世界が開けることがある。


4️⃣ 結果をAIに返す

「こうやってみたけどダメだった」
その一言が、AIには次の一手を考えるヒントになる。


5️⃣ Google検索する(AIと並列化OK)

公式ドキュメントや記事を読む。
その内容をまたAIに投げると、さらに深掘りできる。
AIと人間、二人三脚で進む感覚やね。


6️⃣ 結果をAIに報告する

何をしてどうなったか、正直に伝える。
これが意外と大事。小さな報告が、大きな打開につながることがある。


7️⃣ 解決内容を知識化する

・今後も使えるか?
・他で応用できるか?
・応急処置か恒久対策か?
一度立ち止まって整理してみる。AIに聞くのもあり、自分でまとめるのもあり。


さらに強化するワザ

✅ 質問を小分けにする(切り分け力)
✅ AIとGoogleを並列で使う(文献レビュー的に)
✅ 最終結果を1行でまとめる(メモ力)
✅ 正攻法か応急処置か確認する(戦略感)


AIに聞けばなんとかなる、そう思ってた頃があった。
でも、ほんまの力は、質問の中に潜んでるんやな。

道具は道具。
どう使うかで、自分の力が試される。

……焦らずいこう。解くべきは目の前の問題やない、自分の問いの立て方や。

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この記事を書いた人

銀行員、テレビのAD、スポーツ用品の並行輸入など、さまざまな職を経験してきましたが、1995年11月からWeb業界に転身し、今ではWeb制作を中心に活動しています。

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