焦って刈るより、育てて満ちる

2025年春、資金繰りに追われていた僕は、焦って刈り取ろうとしていた。成果がほしい、売上がほしい、手っ取り早くなんとかしたい。そう思ってあれこれ手を出して、結局残ったのは“疲れ”と“経費”だけだった。

でもある日ふと、気づいた。

焦って刈るより、育てて満ちるほうが、長く、太く、面白い。

商売も、表現も、暮らしも。 “表層的な差別化”ではなく、“にじみ出る世界観”があるかどうか。 目先の刈り取りではなく、芯からの発信に共鳴してもらえるかどうか。

キャラクターや肩書きではなく、「どう生きてきたか」「何を大切にしてきたか」。 その足跡こそが、自分にしか描けない物語になるんやと思う。

いま僕がやるべきことは、焦って何かを売ることじゃない。 育てていくこと。満ちていくこと。

焦って刈って、疲れて、それでもまた走って。
今は、ゆっくり育てるときやろ。
……それでええ。今はそれで、ええんや。

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この記事を書いた人

銀行員、テレビのAD、スポーツ用品の並行輸入など、さまざまな職を経験してきましたが、1995年11月からWeb業界に転身し、今ではWeb制作を中心に活動しています。

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