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正解じゃなく、問いの方角へ。
AIが賢いのは、知識が多いからじゃない。それよりも、「問いの角度を変えたときに、返ってくる答えが変わる」──そこにこそ、本当の賢さがあると思ってる。 ある打ち合わせのあと、クライアントがふとこんなことを言った。 「AIに何度も壁打ちしてみて、よ... -
noteの告知、それは「新しい収益モデルの創出と喪失」だった
noteの一通が、時代の転換を知らせていた スマホに飛び込んできた、noteからの1通のメール。 「AI事業者へのコンテンツ提供を開始します。収益還元もあります。」 ふ〜ん。 最初はそんな温度で読んでた。 いつもの機能追加の延長やろ、と。 でも、何か引っ... -
日銀が生成AI!?友人から届いた速報メールがアツすぎた
ある日の夕方、突然スマートフォンに届いた一通のスクリーンショット。送り主は、いつもどこか面白い情報を拾ってくる、いわば“ニュースマイスター”のような友人だった。 そこに写っていたのは、思わず二度見してしまうような見出しだった。 【特報】日銀... -
コモンズ館という名の「出会いの余白」ーEXPO2025
はじまりは、なんとなく足を向けただけやった あてもなく歩いてたら、白くて四角い建物が見えてきた。「COMMONS」とだけ書かれた看板。派手さはない。呼び込みもない。けど、なんやろな。そこに足を向ける人たちの背中を見て、ふと、入ってみたくなった。 ... -
三権分立と三刀流AI─知の時代の旅の剣
2025年、「AI三刀流」という言葉を手に入れた。 ChatGPT、Gemini、Perplexity。 それぞれが得意分野を持ち、それぞれが違う光を放つAIたち。 まるで、三つの剣を使い分ける剣士のような感覚。 でも、ふと気づいた。 これは“ただのツール”じゃない。 これは... -
証拠を引っこ抜け!AI三刀流の旅術
序章:静かな革命の始まり 「検索エンジンで答えを探す」時代は、もう過去のものになりつつある。いまや、われわれは“AIと旅をする”という選択肢を手にしている。情報の渦のなかで迷子にならずに進むために、私が選んだのは三刀流。 ChatGPT。Gemini。Perp... -
AIにおける境界の狭間
その言葉は使えません その言葉は使えません その時、画面に表示された「その言葉は使えません」という一文に、自分は戸惑いを覚えた。ごく自然な流れで使ったはずの言葉が、AIとの対話では「不適切」と判断されたのだ。 実社会で生活していく上では特に気... -
その場所を、仕事場に変えるということ
あの頃は、まだ“どこでも仕事ができる”なんて、夢みたいな話やった。 1990年代の終わり、東京駅の丸の内側。 人の流れが途切れることのないあの街角で、ワシは一台のノートパソコンをそっと開いてた。 机代わりは、公衆電話の上や。 モスグリーンの筐体に... -
222と444──数字に宿るもの
王貞治が756号のホームランを打ったあの日、 ラジオの前で震えながら聞いていた少年の心に、ひとつの火が灯った。 記録の世界へ引き込まれた俺が、やがて見つけたふたつの数字。 ──222と、444。 村山実の222勝。 長嶋茂雄の444本塁打。 このふたつが、静か... -
「ま、ええか」と黄色いハンカチ
Amazonプライムで『幸せの黄色いハンカチ』を観た。きっかけは、陸別の道の駅で「ここでロケしてたんやで」という表示を見かけたこと。 たまたま旅の途中にその風景に触れ、何かが引っかかった。最終日、夕張に寄る予定だったこともあり、今観るしかないや...

BORN TO RUN
明日なき巡行-それでも走り続ける、自由なノマドライフ-